不倫を経験して思ったのは、いくら相手を好きでも自分の心のどこかで違和感があるなら

あなたは自分を「幸せ」にできていますか?

高校2年の冬、友達が働く運送会社の親方の家に遊びに行きました。

親方の家には前の奥さんとの子供が3人(3歳男・9歳男・12歳女)今の奥さんの連れ子が1人(12歳女)と親方の会社で働く私の友達で20歳の男が住んでいました。私は大人の包容力を持つ親方を人としてとても好きでした。ある日大雪で学校が休みになり家でテレビを観ていると、一件のメール。お菓子を食べながらメールを開くと「今日学校休みらしいやん(*^^*)」それは親方からの初めてのメールでした。

大人でもこんなかわいい顔文字使うんだ(笑)その日から私と親方のやりとりは続き、ついにふたりでご飯を食べに行くことになりました。その頃にはすでに親方のことが男として好きになっていました。

奥さんがいることを知っているのに…二人でご飯に行った帰りの車の中で「俺と付き合わない?」と親方が言いました。私はなんの迷いも躊躇いもなく親方と付き合うことにします。

付き合うようになってから2人には暗黙のルールが出来ていました。人目を避けて、会うのはいつもラブホテル。彼の休日である日曜日はメール、電話は一切禁止。

もちろんそのルールがとても辛かったです。けど会うたびに彼への気持ちはどんどん大きくなって、会うたびに彼は奥さんと別れると言ってくれたり私のことをとても愛していると言ってくれました。

付き合ってる期間は、付き合う前の時に比べて頻繁に彼の家に遊びに行きました。家であれば禁断の日曜日に会えるし話せるし幸せでした。でもその反面、彼の奥さんとも話さなければならないし彼と奥さんが話しているところも見なければならないし複雑でした。

何回か遊びに行く様になってから奥さんが突然ここに住まないか?と言い出します。奥さんは夜の仕事をしていて家事がなかなか出来ませんでした。なので高校卒業後、住んでほしいというものでした。

子供たちも彼も大賛成の中、彼の家に住み込みで働いている20歳の男だけが猛反対でした。その友達は彼と私の関係を唯一知っています。一緒に住むと言う事は見なくてよかったことまで見なくてはならない。

過酷だと思う友達はずっとそう反対していましたが私は高校卒業後彼と彼の奥さんとひとつ屋根の下で住むことにしました。一緒に住む様になってから毎日彼の顔を見たり誰も見ていないところでキスをしたり抱き合ったり…奥さんが夜いない時には彼と一緒に寝たり、体を重ねたりしていました。

けど住み始めてから1ヶ月後の日曜日、彼が奥さんと一緒に起きてきました。その顔を見た瞬間、彼がついさっき奥さんと部屋で体を重ねたことが分かりました。女の勘でしょうか。たぶん彼が奥さんとそういう行為をしていることに気付いてしまうことを1番恐れていたからです。

それからというもの、私は彼と奥さんの部屋にある避妊具の数を数え、私と使った数より少なくなっていないか毎日調べました。少なくなっていると、とても悲しくて辛くてけど誰にも打ち明けられず自傷行為を繰り返しました。友達にも打ち明けることはありませんでした。

相談をすれば彼と別れろと言われるだろうし妻子持ちなんだから初めから分かってたことでしょ?と説教をされるだろうし、どんな形でも正当な愛でなくても彼とただ一緒に居たかった。

そんな気持ちとは裏腹に体力は限界になりついに私は倒れました。倒れたタイミングで実家に帰りました。実家に帰ってからも彼との関係は続きます。

でも私が実家に帰った途端、彼がとても束縛をするようになりました。家に帰る時間、仕事の休憩時間、今いる場所、すべのことの報告を強制されました。彼が束縛をすればするほど大事にされてる気がして嬉しくて私は素直に従っていました。

そして実家に帰ってから2ヶ月後の日曜日。その日の夜、私はアパレルの仕事の遅番担当で一人でレジに立っていました。彼のことを考えてやっぱり好きだなと思ったり今日は日曜日だから連絡しちゃだめだよなーとか思っていました。

でも次の瞬間、突然なんの前触れもなく彼と一緒に居ることが彼の不倫相手でいることがとても気持ち悪く思いました。

1分前までは会いたいと思っていたのに、もう顔も見たくないと心の底から思ったのです。そしてメールをしてはいけない日曜日に私は別れを告げました。彼と別れてから自分でもビックリするくらい元気でした。

白黒だった世界に初めて色が付いたかのように見るものすべてがキレイでした。それから好きな人もでき今は幸せに暮らしてます。不倫を経験して思ったのは、いくら相手を好きでも自分の心のどこかで違和感があるなら満たされない思いがあるなら手放したほうがいいかもしれません。

その人が本当に運命の人なら手放してもまた戻ってきます。大事なのは誰かに幸せにしてもらおうと思うのではなく、自分が自分を幸せにしてあげることです。