わたしが興信所を利用した時の話(素行調査、原一探偵事務所)

わたしが興信所を利用したのは、10年前、未だ私が22歳だった頃でした。

●利用したのは原一探偵事務所。

そこを選んだ理由は、当時未だガラケーだったこともあり、ネットで今のように情報をサクサク集められる状況ではなく、有名どころが1番安心だと判断したからです。
興信所というと当時の私にはあまり良いイメージがなく、個人の経営している興信所へ行ったらぼったくられそうで、怖かったというのもあります。

●なぜ興信所を利用しようと思ったのか。

私が興信所を利用した目的は、当時付き合っていた彼氏の素行調査のためでした。
当時、彼とは付き合って5年が経とうとしていましたが、究極の秘密主義者を豪語していて、人に探られるのが嫌いな人だったので、謎が多すぎたのです。
勤めているという古着屋さんの場所も詳しくは教えてくれませんでしたし、一度聞いた名前も忘れてしまって、聞くとはぐらかされるし、勤め先だけでも突き止めたい。本当に彼はきちんと仕事をしているのかな?という思いでした。
というのも、彼は私と出会って間もない頃は、パチンコばかりしていて、自称パチプロ、パチンコで食べていくと言っていたので、彼との将来を考え始めた時、素性が気になり始めたのです。
自分で尾行することも考えましたが、彼は家が何件かあると言っており、どこにいるか突き止めるだけでも骨が折れそうだったのでプロにお任せすることにしました。

●費用

確か、今と変わらない料金だったかと思います。だいぶん前のことでしたのでうろ覚えですが、基本料4万円の、日額8万固定、とさほど変わらないか同じだったと記憶しています。

●結果

興信所の方とも、興信所を利用する必要があるかを念入りに打ち合わせしました。
自分で尾行するとしたら、どうなるかというシュミレーションをしてみまして、
・自分の感情を抑えて尾行するのは難しい
・気づかれた時に確実に修羅場になる
・この際だから職場だけでなく1日の行動を知りたい
・素性を知った時に誰かにそばにいてほしい
以上のことを考えて、契約に至りました。
そして、書類にたくさん押印した記憶があります。
判を押していくうちに、ドキドキ激しい動悸がしてきたのですが、興信所の方が、アドバイスしてくださって気持ちをほぐして下さいました。
その時、さすが、大手だなあ、と感じました。
結果は報告書という形で、頂くことになりました。
結果報告書を見ていくうちに血の気がどんどん引いていくのがわかりました。
報告書には時系列で朝から帰宅するまでの行動が全て記されていました。
そこに記されていた内容が、私の知っている彼とは全くの別人だったのです。

まず、最初に知りたいと思った『彼の職業』ですが、全くの嘘でした。
朝…いや、昼前に家をぶらっと出た彼は、パチンコに直行しました。そして夜の20時ごろまでパチンコに勤しんだあと。
その後が1番衝撃でした。
見知らぬマンションに入っていく彼の姿が撮られていました。
そしてその数時間後、彼と、仲睦まじく部屋から出てきたのは、私と真逆で小柄で綺麗なキリッとしたタイプの女性。

その女性と2人で車に乗り込んで、地元のスーパーへ向かった2人。
我が目を疑いました。何かの間違いだよね?
あれ、彼って双子なのかしら?
でもこの服もこの靴も見覚えがある。
そんな目の前の写真と記憶との擦り合わせをしていき、ついには涙が溢れ出てしまいました。
報告してくださった興信所の方は、お気の毒に…という気持ちを全身で表してくれていた気がします。

●その後

その後彼とはお別れしました。
興信所を使ったとは言わず、見ちゃったんだけど…とカマをかけました。
するとすぐに白状しました。
あれは、幼馴染で、小学生の頃からずっと一緒にいる本命の彼女だと。
興信所を利用しなかったらきっとここまで突き止められなかったと思うので、利用してよかったと思います。”