時間が経っても絶対に許せない|浮気をする父、見てみぬふりする母

私は結婚して、付き合っているときから旦那に浮気をされていることに気づきました。

元々私と旦那は遠距離恋愛で、休みの日に、お互いの家を行き来する感じでした。

私は彼を信用して付き合っいましたが、結婚して、旦那の携帯がなぜか気になってしまい、見てはいけないと思いながらも見てしまいました。

女の勘と言うのは嫌でも当たってしまうもので、旦那は以前働いていた職場の人と浮気をしていました。

メールには「昨日は泊めてくれてありがとう。一緒に寝れて嬉しかったよ。」と旦那が送信。

「大丈夫だよ。またいつでも来てね。」と女からの返信。

私と会えない日など、会社の飲み会があった日は、女の人の家に泊めてもらっていたみたい。

たったそれだけが証拠だけど、何よりの証拠。

旦那に問い詰めると、ただただ謝るばかりでした。

理由を聞いたら、私が遠くにいて寂しかったのもあるし、気の緩みだと。

そんなの許せるわけもなかったのですが、結婚してすぐわかったことだったのでそんな簡単に離婚するわけにもいかないし、なによりも、彼のことが大好きだから私は離れきれませんでした。

私は今でもそのことを思い出してしまって泣いてしまうときもあり、旦那はその度に苦しくなると言ってきます。

少なくとも、旦那より私の方が苦しいです。

旦那はそれから、以前よりももっともっと優しくなりイベントごとにはHERMESの物やブランド物をプレゼントして罪を償ってくれています。

どんなことをしてもらってもやっぱり許せませんが、好きだから一緒にいます。


浮気をする父、見てみぬふりする母

父は何度も何度も浮気をしていました。
母はそれに気づいていましたが、いわゆる修羅場を子どもの目の前でやったことはないので、母が父を糾弾したのかはわかりません。気弱な母だったので、無かった気がします。

子どもの頃、私は本当に「うちの両親は仲いいんだ」と思っていました。大人って、子どもの前では取り繕うものですよね。

また、夫婦喧嘩をして「どっちについていく?」と尋ねられると私は無邪気に「お母さんのところいく!」と言っていました。

父は稼ぎがよかったのでショックだったようですが、子どもって愛情をかけてくれた人の方になつくものですよ。金だけの父とは違って。

父は私のことは可愛がっていました。
私も、家のなかの微妙な空気を感じ取り、ことさら無邪気に天真爛漫に振舞いました。目指すは「誰からも愛される天使みたいな子!」です。

それはまあ一定の効果があった、というべきでしょう。

父の女遊びは加齢によっておさまっていきました。正妻の粘り勝ちです。
実は私は二十歳すぎてから母の愚痴で父の浮気を知らされ、それなりに衝撃でした。

思い返せば、母の言動は時々チクリチクリと父の浮気を責めてました。芸能人の離婚騒動で、男の浮気ってやーねー、という内容のコメントをするのです。

その言葉の意味を、やっと理解しました。

専業主婦で、立場の弱い母は離婚できません。父も、母と離婚したら私を失います。だから二人とも離婚しませんでした。

仮面夫婦かというと、実はそうでもなく。
父と母は、終始それなりに仲のいい夫婦でした。

浮気=相手の全否定ではありません。
全幅の愛情とか信頼は望むべくもありませんが、ほどほどの愛情と信頼と時が作り出した「情」が、二人をつないでいました。
それもまた、一つの夫婦の形でした。