数年前に当時旦那だった相手(旦那とも呼びたくないので、以下『浮気男』と書きます)の浮気で、長い調停を経てようやく離婚することに成功しました。そのことを少し書きますね。
浮気男の仕事は、製薬会社の営業職。
朝早く出て帰ってくるのは深夜、急な出張や残業、週末の地方への出張などもざらでしたし、土日は毎週家にいたので、不倫が始まってからもしばらくは気付きませんでした。
普段通りの生活が続く中で、あれ?と違和感を初めて感じたのは、笑わないでくださいね。出張のときのお土産だったんです。
浮気男は結構マメな性格で、地方出張のときは大抵お土産を買ってきてくれたのですが、北海道なら某恋人とか、東京なら某ばななとか……そういう通りいっぺんのものではなく、羽田空港限定とか、一般にはあまり知られていない地元密着の老舗和菓子屋のお菓子……のような、かなり手の込んだものを選んでくれていたんです。
それが、ある日の出張で福岡へ行った時、買って帰ってきたのがひ○こ。しかも限定でもなんでもない、普通のやつ。それが初めて感じた違和感でした。
私に取っては運の良いことに、その次の週もたまたま福岡出張だったのですが、その時は浮気男らしい、ちょっと変わったオシャレな調味料だったんです。
なんで?先週あれを買ってきたのに……?なんで今週はこれを?
そこが発端で、気をつけるようにしたら、何週にいっぺんか、浮気男らしくないお土産があることに気付きました。出張先はバラバラなんですけどね。
これは……と思って、クレカの使用履歴や携帯を見たら、怪しいものが多々。さすがに直接の証拠はありませんでしたが、毎日電話している営業職のはずなのに、不自然に空白の時間があったり、泊まったホテルのグレードが出張でここに泊まる?というようなところだったり。(しかも料金から察するに、部屋は何故かダブルなんですよ。1人で出張してるはずなのに)
ある日、珍しく浮気男が早く帰ってきた日に、それらを印刷して突き付けたら、あっさり部下の女の子と不適切な関係であることを白状しました。
その日からは離婚に向けてまっしぐら。幸い子供もいなかったので、浮気男のもうしないという謝罪も聞きたくありませんでしたし、何より他の女とイチャイチャしていたのかと思うと嫌悪感が酷くて、秒も一緒にいたくありませんでした。
向こうの両親も謝ってくれましたが、謝って済む問題だったら興信所も裁判所もいりませんよね。
慰謝料もそんなに貰うつもり無かったので(とにかく早く別れたかったので)早く決着着くかと思いましたが、別れたくない一心の相手が調停になかなか来なかったり、来ても何も進まなかったりで、結局離婚まで1年以上かかりました。最後の方は調停員さんも呆れてましたね。「そんなに別れたくないなら、なんで浮気なんかしたんですかねえ……」と言われてました。
私は浮気男がアホの子だったので簡単に証拠を見つけられましたが、慎重な相手だと携帯もロックをかけたり、パスワード変更していたりでなかなか証拠が掴めないと聞きます。
そういうときはプロの手を借りるのも良いのかなーなんて思いますね。
だって、もし仮に相手が浮気してなかったら安心して済むだけの話ですし、浮気を本当にしていたら、不誠実な相手と長々生活なんて出来ませんよね。
私は自分が離婚まですごく時間がかかって、その間やり直しを求めて何度も連絡されたりしてかなりメンタル的にもきました。
最後の方は心療内科にお世話になって、カウンセリング受けたくらいです。浮気もそれからのゴタゴタも、本当に病むので、配偶者の浮気を疑う方には是非ともスピーディな解決をオススメします。