夫を泳がせてから4ヶ月目で興信所のドアを叩きました。

興信所というと、「今まで使ったことがある!」という人はあまりいないのではないのでしょうか。某国民的アニメで有名になった職業とはいえ、普段平凡に生活している中で、コンビニエンスストアに行くように「よし今日は天気がいいし、気になっていたあそこの興信所にいってみよう!」という使い方をしている人は見たことはありません。私の興信所を使ったことのある体験談としては、やはり月並みですが、夫の浮気からによるものでした。夫の浮気に関しては薄々と気づいていたものの(クリーニングを頼まれていたスーツの中から見たことのないレシートが出てくる、あまり外泊はないはずの職業なのに2泊3日の出張がちょこちょこ入るようになる)、私も忙しく仕事をしているし、本気でないなら…というかきっと気のせいなんだろうなと、夫の行動自体をあまり気にしないようにしていました。しかし、私が妊娠し、しかし残念ながら初期流産してしまったそんな時、そんな中なのに、近場でありながら一泊の予定で同窓会に行ってくるという夫に腹を据えかね(積もる話もあるからちょっと泊まってきたいんだよねって別に仲の良かったような友達がいるようには見えませんでした。後々判明しましたが同窓会自体が去年の日付の物で嘘でした。)溜まっていた鬱憤を友達に話した時から興信所との縁ができました。

私の友達のお姉さんが興信所で受付のアルバイトをしていたことがあるということで、少し詳しくどのようにして、皆さんが興信所を利用されるか聞いてみました。やはり不倫で興信所を依頼される方がダントツに多いということ、依頼する費用がなかなかにシビアだということ(興信所と弁護士を挟む場合などかなりお値段が行く)を聞いて、興信所にお願いする前に少しでも金額を浮かせるために、自分で電気屋に行き車に取り付ける用のGPSセットを購入したり、自前のiPhoneの録音機能以外にも何かと証拠集めに使えるICレコーダーや、高画質な証拠の写真をたくさん撮ってやろうと手振れ防止で望遠ズーム機能が良いという一眼レフを購入。(別に不倫の証拠に使えなくても、どうせ自分のことだから後々傷心旅行に行きたくなるだろうからその時にも使えれば良いとかなり良いお値段のものを奮発しました)

自分がゲームのようなクエスト物にはまり込みやすいことを忘れていました。夫の行動を逐一把握して、GPSのログから地図に行ったことのあるラブホテルをハートマークのシールでデコレーション。クレジットカードの明細や、夫が送ったであろう彼女(細井課長という名前で登録していました)望遠カメラで不倫相手とのツーショットや肩に手を回している写真などを撮り貯め、結局夫を泳がせてから4ヶ月目で興信所のドアを叩きました。かなり綺麗にまとめられていると、お褒めの言葉を頂いたのですが、決定的な不純交際関係にあるというショットが撮れていなかったため、残りは興信所にお願いしました。結局やはりお値段はそこそこの値段を請求されましたが、(一日お試しコースなどもある事務所もあるそうなのですが、慰謝料にそこそこ上乗せして精算したかったので)やはりプロです。仕事が早い。「新年は頑張って綺麗な気持ちで過ごしましょう」という背中を押していただく言葉もいただき、結局依頼してから3ヶ月で離婚ができる運びになりました。勿論、興信所に撮っていただいた決め手の写真(彼女の車の中で友達というには言い訳ができない写真)で慰謝料も貰え、興信所にお願いして本当に良かったと思う出来事でした。
しかしやはりお値段が高めだったので、知り合いが悩み抜いて興信所を利用しようとしているとすれば、なるべく自分で日数や値段などを調べてから利用することをお勧めしようと思います。