旦那の様子がおかしくなったのは10年前の新婚当時で、子供の一人目を出産直後のことでした。
仕事が終わるとすぐに帰宅していた旦那が、その日に限っていつまでたっても帰ってこない。
まさか事故でもあったのかと、浮気なんてするはずもないと信じて疑わない私は、生後1ヶ月の子供を抱っこしながら心配して旦那からの連絡を待ちました。
数時間後に帰宅した旦那を問い詰めると、明らかにおかしな態度。念のためにと旦那の携帯を奪い着信履歴やメールを確認しました。
そこには女の子とのやり取りが残っていました。問い詰めると最初はとぼけていたものの、携帯の写真や履歴があるため逃げられないと感じたのか白状しました。
その日は同僚の女の子とカラオケとディナーへ行き、そのあとホテルへいっていたと。
追いつめられた旦那は「私が子供ばかりに優しくするようになって寂しかったからだ!」と逆ギレし、自分の浮気心は棚に上げてまるで全部私が悪いという反省のない態度で大喧嘩になりました。
怒りがおさまらない私は、即電話で旦那の実母と実父にも事情を伝えたところ、「息子(旦那)がそんなことする訳ない。
もししたとしてもここは子供も産まれたばかりだしあなたが堪えなさい。そうすれば丸く収まるから」という内容でした。
泣き寝入りなんかしてたまるかと思い、旦那の勤務先の上司に連絡しました。
旦那と女の子は会社を辞めることになり離婚の話もしましたが、やり直すつもりで数年間は結婚生活を続けましたが、お互いに信用出来なくなり結局は離婚しました。
まさかの展開!浮気調査探偵での事。
あれはもう、15年ほど前の事になります。
当時私は、結婚1年目の新米主婦。
パートをしながら、慣れない家事に奮闘していた頃でした。
ある日、自宅電話が鳴ったので出ると、
相手の男性は名乗りもせずに、「ご主人はいますか?」と。
平日の午後で、会社員の夫がいるはずもなく、仕事で不在であると告げると、男性は急に声を荒げました。
「ご主人の在宅時間は調査済だ、仕事のはずがない!」と。
調査?何の??
男性の怒鳴り声と、調査という言葉にただならぬ物を感じつつも、一体全体何の事か分からず、恐々「どちら様ですか?」と聞くと、相手は急に黙り始めました。
怖くなり切ろうとすると、男性はこう話し始めました。
自分には妻がおり、その妻が浮気をしている。探偵事務所を使って調べたところ、相手はお宅の亭主だと分かった。仕事はサービス業で、平日に休みがありそのときに妻と会っている。亭主と話がしたいから電話してきた、と。
浮気と聞いて、私は血の気か引くのがわかりました。まだまだ新婚家庭であり、夫の浮気を疑ったことなど一度もなかったからです。
とはいえ、ん?と引っかかるものが。夫の職業が違うのです。
冷静さを取り戻しながら聞くと、今度は相手が動揺し始めました。
よくよく聞くと、名前は確かに夫と同じですが、職業や就労時間、体格も髪型も全く一致しないのです!
その事を伝えると、相手はどんどんしどろもどろになり、最終的には泣きそうな声で「間違えました…」と電話を切り、とても気の毒なくらいでした。
どうやら、同姓同名だったようですが、電話番号まで調べられて本当に怖かったです。
以来、探偵というのを私は全く信用していません。
もちろん、優秀な探偵さんもいるのでしょうが…。
なんとも不可解な体験でした。