それは、ある日の夜中のことでした。
私は子どもと些細な話をしていました。
子どもはお風呂上がりでドライヤーをかけていました。
主人は二階の子ども部屋にあるパソコンを触っているようでした。
その子供部屋からどうも主人と思われる声が聞こえてきました。
「彼女に連絡してるんですが、つながらないんです。どうにかして彼女と連絡とりたいんですが・・・」
えっ?彼女って・・・。
こんな夜中に彼女って言葉を発する夫はどうかしてますよね。
私の聞き違いかもしれないと思いました。
むしろそうあってほしかったのです。
子どもはまだドライヤーをかけていたのですが、それを少し止めてもらうようにうながしました。
そして二階の夫の声に二人で集中して聞いていたのですが・・・。
やはり誰かと話している気配がしました。
私はあからさまに「お風呂あいたわよ」と大きな声で声をかけ、その日はなにも問い詰めませんでした。
その夜、私は子どもとある画策をしました。
子どもは私よりもインターネットが詳しかったからです。
インターネットには履歴を見る機能がついています。
子どもはそれを見るように私に言いました。
私はその扱い方がわからなかったので、翌朝一番で子どもにみてもらいまいました。
すると、とある風俗店の出勤表といったらよいのでしょうか、そのリストが出てきたのです。
まさかとは思いましたが、今まで数十年を共にして信じていた相手だったので、こんな形で裏切られるとは夢にも思いませんでした。
浮気をする知り合いと私が考えていること
私は浮気をしたことがありません。
「たまにしたくならない?」と言われることがあるのですが、したいと思ったこともありません。
そもそも、そういうことを言う人の気が知れません。
ですが、私の知り合いには浮気をしれっとやってしまう人がいるのです。
浮気をして彼氏に嫉妬されるのが大好きみたいです。
歪んでいるのか寂しがりやなのか分かりませんが、到底理解出来ないことだなと思ってしまいました。
浮気というのは、付き合っている彼氏がいるにも関わらず好きな人ができてしまって、でも別れられないからこっそり付き合うみたいなことだと思っていました。
人によってだいぶ違うのかもしれないですね。
その知り合いは結局嫉妬してほしいだけなのか、浮気相手のことを本気で好きになったことはないそうです。
浮気された彼氏も可哀想だけど、浮気相手の彼も可哀想だなと思ってしまいました。
浮気は自分とは程遠い存在だけれど、浮気は誰も幸せにしないことを学びました。
いや、もしかしたらその知り合いに関しては嫉妬してもらって満足しているかもしれませんが。
ですが、浮気が癖になるというのは嫌なものですね。
人として絶対に避けたいことです。
浮気は肯定されていいものではないし、なくなってしまえばいいのにと思います。
1つの浮気で不幸になる人はたくさんいます。
幸せしか生まない浮気などありえません。
それを、浮気している人に気づいてほしいです。
浮気のことは、考えただけでも嫌な気持ちになってしまいます。